解説動画
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解説内容
画面は 2003 以前のものですが、内容は 2010 でも共通です。
描画キャンバスについて説明するために、いま、こんな図と、ちょっとした文字を並べたものを作ってみました。
まず、この画面の右側にある、太い、下向きの矢印ですが、
これは、描画キャンバスを使わずに、単独で描いた図です。
選択しますと、こういうふうになって、
単独で動きまわります。
他のものは動きません。
一方、左側にある、この四角に矢印、そして10cmと書いた四角いハコがついているものは、
近くをクリックしますと、このように外枠のようなものが出てきます。
これが「描画キャンバス」なのですね。
この描画キャンバスの中に、複数の図形を描きますと、
これはワンセットになって、組の一つの図である、というふうに取り扱うことができるわけです。
そのために、描画キャンバスというのは使うわけですね。
ではこの描画キャンバスの外枠の、この灰色のところをマウスでつかまえて、
ちょっとドラッグしてみましょう。
そうしますとこう、ちいさな縦線が出てくるのですけれども、
これが、描画キャンバスが属している位置、ですね。
それをこの「早いのか?」のクエッションマークのあとに置いて、
手を離してみます。
そうしますと、このように、3つの図形がいま、組になっていますから、これが一緒に動きます。
矢印だけ動いてしまったり、ということはありません。
ですので、一組の図、として複数の図形を組み合わせて使うのに、非常に都合がよい、ということになりますね。
この描画キャンバスの中に図形を描き足したいときには、
このように描画キャンバスが選択されている状態で、
新たな図形をクリックして
この描画キャンバスの中の、枠の中で、
マウスをドラッグして新しく図形を描き足す、というふうにします。
こうすると、既にあるこの 3 つの図形に、この新しい楕円は仲間入りをして、一緒に動く、
ということになりますね。
ここで注意しなければいけないこと、これは、慣れていないうちはなかなか混乱するのですけれども、
これから描こうとする図が、はたして、一個の図形で描けるのか、
それとも、複数の図形を組み合わせなければいけないのか、ということを、
図形を作り始める前から、かなり分かっていなければならない、
頭の中に描いていなければならない、ということになります。
複数の図形を組み合わせる場合には、描画キャンバスを利用する、
単独でよい場合には、描画キャンバスを使わない方が取り扱いやすい、ということになります。
図形を描き足すときにも、それが、既に描いた図形と同じグループに属するならば、
確実に、その描画キャンバスの中に、図を描くようにしないと、
あとで、複数に分かれてしまった描画キャンバスをまとめる、などということは、とってもめんどくさい、
ということになります。
ですから、あらかじめかなり計画をして、
どういうものができあがるか、ということを考えていかないとならない、ということになりますね。