ワード (Word) の罫線の引き方 2010版 (5分54秒)

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解説動画

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解説内容

表を作るには、「罫線」という機能を使います。
これから引こうとするのは、「線」なのですけれども、「表を構成している罫線」をこれから引きます。
これはほかのところでも説明しますけれども、「図形を構成している線」では、ありません。
「表」をつくるための線を、これから引きます。それを「罫線」といいます。
いまこのように、白紙の、まったく何も入力していない word のファイルが開かれています。
ここで罫線の「実験」をしてみよう、というわけです。
このように何かよくわからないときとか、初めて使う機能を使ってみるときには、
壊れてしまってもいいような白紙のファイルを開き、その中でいろいろ試してみる、というのがおすすめです。
どういうふうになるのか予想がつかないのに、いきなり本番の、大事なファイルで知らない機能を使ってみてぐちゃぐちゃにしてしまう、
ということになるよりは、やはりちょっと面倒でも、最初少し実験をして、
どのような動きをするか確かるのが、よろしいと思います。

罫線を引くには、ホームリボンの中に、このような罫線のアイコンがあります。
いろいろなやり方があるのですが、この罫線のアイコンの右隣りの三角を、クリック
そうすると、罫線のメニューが出てきますが、この中で「罫線を引く」というのを選びます。
そうしますと、カーソルが鉛筆の形に変わります。
最初は、このように、左上の部分で、マウスの左ボタンを押さえて、
ドラッグしていきますと、このように、四角くなります。
そして、マウスを離すと、このように「外枠」が引かれます。
上の方のリボンは、変化しまして、「表ツール」というのが出てきて、「デザイン」が選ばれていて
罫線に関係するいろいろなものが選べるように、このように変化しています。
あとはこの枠の中で、横方向に、引っ張ってやると、このように、横線が、引けていきます。
縦に引っ張ると、縦の罫線が引けます。
このように、一部分だけでも、引くことができます。また、ななめ、ですね、
このように、ななめに引いてやってななめの線をひくこともできます。

次に、この「デザインリボン」の「罫線」のところで、
「罫線の削除」という、消しゴムのついた
アイコンをクリックします。そうすると、カーソルが消しゴムに変化します。
そうしたら今度は、消したい罫線の上で、よく狙って、
マウスの左ボタンを一回押さえます。
そうすると、どの罫線が消える予定であるか、太くなって知らされます。
これでよい、ということになったら、
マウスのボタンを離します。そうすると、そこの罫線が消えます。
このように一部の罫線だけでも消すことができます。たとえば、もう一箇所やってみましょう。
この部分を消すと、
このように、一部の罫線が消えます。また、このように
外側のところですね、
これを、選んでやっても外側のところだけ消えていきます。
ここで、消した罫線のところに、まだ細い点線のようなものが残っていますけれども、
これは実際には、印刷されません。

次に、この「デザイン」のリボンで、この消しゴムの罫線の削除のところをもう一回
クリックしてやりますと、選択が解除されます。
このように、罫線を引く鉛筆のほうも、罫線の削除の消しゴムのほうも、どちらも選択されていない状態になります。
そのときに、引いた罫線の上にカーソルを持ってきますと、
このようにカーソルが変化します。
変化したら目的の罫線をマウスの左ボタンを押さえて捕まえて、
このようにドラッグしていきますと
位置を変えることができます。もう一本描いてみましょう。
罫線の上に正確にもってきて、カーソルが変わったところで、マウスの左ボタンを押さえてドラッグ、
してやると、このように、罫線の位置を動かすことができます。縦の方も動かせます。
たとえば、これをこのようにしてやると動きます。
このように、大変自由に、罫線を書いたり消したりすることができます。

また、線の太さや色を変えたり、線の種類、実線とか破線とか、を選んだりできます。
たとえば、線の太さを太くしたいのであれば、
この画面で行きますと「デザイン」リボンの右上の方に、「0.5 ポイント」と書いてあるこの部分がありますが、
ここの、右側の三角のところをマウスの左ボタンで
クリックして、太さがいろいろ出てきますから、たとえば 3 ポイント
とかにします。この状態で、既にある線の上からもう一度、
なぞってやりますと、
このように線の太さが変わります。もう一本やってみましょう。
縦線のところをこう、縦に全部。
やってやりますと、縦も太くなります。
また、鉛筆の場合でも、消しゴムの場合でも、いえることなのですけれども、
マウスの左ボタンを押して、
ドラッグしていくと、このように、
途中で、どのような線が描かれるのか、ということが、表示されます。
それをよく見て、最初のうちはゆっくり操作して、自分の望むものがきちんと描かれるように、
冷静に、落ち着いて描き進んでください。

たとえば、この大きな四角のところで、
ななめ線を引くときと同じような動作なんですけれども、
四角の中に四角を描く、などということもできます。
これを端のほうまで持っていくと、こう、ななめ線になるのですが、
戻してやると四角になりまして、離すと四角が描ける、というわけですね。
このように、ななめが描かれるのか、四角が描かれるのか、あらかじめ見ることができますので、
よく見て、望みのものが、描かれるようにしましょう。